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サンエイコラム
Column

2022.03.14

地震への備えはできていますか?お庭とお家の地震対策をしましょう

日本は複数のプレートが交差する、火山も地震も多い国です。地震から身を守るために危険をそのまま放置しておいてはいけません。危険だとわかっているのであれば対策しておくことが望ましいです。特に住宅周りは自分たちでも対策をとることができる場所ですので、一度見直しをしてみてください。
ここでは地震が来ても被害を抑え、安全に避難できるようにする3つのことをご紹介します。

防災

ブロック塀

ブロック塀は危険というと語弊があります。高さに応じた厚みのブロックが使用され鉄筋がしっかりと入れられている、基礎がしっかりと入れられている、控え壁が設置されているなど、適切に施工がされていれば危険性は低いでしょう。しかし、ずいぶんと昔に施工されたひび割れたブロック塀や、鉄筋が入っているかわからない、控え壁が設置されていないブロック塀は危険です。
自分の家をかこっているブロック塀は危険ではないか?しっかりとした施工がされているか?確認し、危険な場所が少しでもあれば早めに対策をするように心掛けましょう。

では具体的にどんな対策をとるべきか?
私たちのご提案はフェンスに変えることです。
まずは「ブロック塀は何のために設置されてるのか?」を皆さん考えてみてください。目隠し、敷地の境界線、犬や子供が飛び出さないように、人が入ってこないようになど理由がきっとあるはずです。その目的を果たすことができるなら、ブロック塀より軽量でかつおしゃれで、倒壊する危険性が低いフェンスに変えることが一番の対処法と言えます。

ブロック塀のチェック項目とフェンスに関するご提案は過去掲載記事の
【 家の塀は大丈夫?地震に弱いブロック塀! 】
をご確認ください!

屋根

瓦屋根は重いから地震の時に危ない、瓦が落ちてきて怪我をするかもしれない、台風の時にめくれあがって飛んでいくから危険、そんなイメージを持っていませんか?現在施工されている瓦屋根はしっかりと屋根に固定されていますので、もちろん重さがあり重心が上に行くことは変わりませんが、落ちてくるはがれるといったケースはほとんどありません。
ただ、土を使って固定する昔の工法で施工された瓦屋根の場合はその危険性があり危険です。その場合は自分たちの身を守るためにも、周りに被害を出さないためにも、早めに対策をするように心掛けましょう。

では具体的にどんな対策をとるべきか?
お家の状態によって異なってきますが、私たちのご提案はしっかりと屋根に固定する防災瓦やスレート、ガルバリウム鋼板などの素材に変えることです。
ただし注意していただきたいのは、土葺きの屋根のお家は築年数の古い家のため、建物そのものが弱っている可能性もあります。住宅の状況も確認しながら必要であればリフォームやリノベーション、建て替えなどを検討しましょう。

瓦屋根に関するご提案は過去掲載記事の
【 地震で瓦が落ちてくる?軽い屋根で対策しよう 】
をご確認ください!

物置

何かあった時の荷物はクローゼットや押し入れに入れておこう、避難後に戻ってきても大丈夫なように玄関横の収納に入れておこう、そうやって非常用の荷物を屋内に全部しまっている方、いらっしゃいませんか?
ちょっと考えてみてください。大きな地震が来て危ないから避難、その時に持って逃げる荷物はすぐに持って逃げやすい玄関回りに常備しておくのがベストかもしれません。余震に備えるため、一時的に帰宅して荷物をもってまた避難所へ、そんな時に、家の中に入って倒れた棚や散らばった荷物に気を付けながら、ゆがんだり中の荷物が崩れて開けにくくなった扉を開けて荷物を取り出す。とても手間で危険を感じませんか?

では具体的にどんな対策をとるべきか?
私たちのご提案は物置を設置する事です。
物置があれば屋外に荷物を保管しておくことができます。危険がいっぱいの家の中に入らなくても荷物を取り出すことができ、安全に避難をすることができます。もちろん有事の際だけではなく、普段使いとしても物置はとても便利です。ガーデニング用品や、アウトドア用品、キャンプ用品など大きな荷物をしまっておくのにとても便利です。
物置によっては自転車置き場を併設することができるタイプもあるため、普段の生活で使いやすいタイプを設置する事をオススメします。

物置に関するご提案は過去掲載記事の
【 地震で瓦が落ちてくる?軽い屋根で対策しよう 】
をご確認ください!

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