2022.02.28
農地架台を設置するにはどれくらいの期間がかかるの?
農地に架台を立ててその上にパネルを設置するだけという一見簡単そうに見える施工ですが、施工するにあたっては様々な手続きや調査が必要になります。今回は、農地架台を設置・施工するにあたって、どれぐらいの期間を要するのかご紹介します。
お茶の栽培
営農型太陽光発電施設設置の流れ
1.現地調査と概算お見積 目安:約1か月
お問い合わせいただいてから実際の設置場所を訪問し、測量や発電事業を行うにあたって必要になる確認を行います。その後、営農計画を考慮したうえで平面図を作成し、ご提案と概算でのお見積りをご提出させていただきます。
2.申請資料の作成 目安:約1か月
発電事業を開始するにあたって様々な申請や手続きが必要となります。また農地架台は架台を設置する農地部分に一時転用許可が必要であり、建造物の建築にも届け出・申請が必要になりますのサンエイにて申請に必要な書類を作成します。
3.各種関係機関への申請・ご契約 目安:約12か月
申請書類を一式作成後、電力会社や経済産業省、各自治体など必要関係機関へと申請を行います。各種申請のへの許可が降りるまで12か月程期間がかかります。
各種申請への許可が降りた後、ご契約とさせていただきます。
4.施工 目安:約2か月(規模や場所による)
基礎、架台、配線、パネル設置工事等を行います。サンエイは1のご提案から施工、その後のメンテナンスまで全てグループ内にて行っておりますので、ご質問がある場合はいつでも担当営業にご相談いただけます。
納期や想定外の事態により、工事の途中で予定の変更が必要になる場合がございます。その際は速やかにご連絡いたします。
5.連系
電力会社の送配電網に接続(連系)します。
6.農業活動
パネルの設置された環境下での農業活動を始めていただけます。
設置には1年強かかります
申請や施工に時間を要するため計画開始から1年以上の長い期間となりますので、気になる場合はお早めにご相談いただき、準備期間中に新しい環境下での生産体制を整えておく必要があります。