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サンエイコラム
Column

2020.09.18

強風に強いエクステリアと台風対策

感染症の関係で家にいる時間が増えた分、エクステリアの見直しをされる方がとても増えました。そんな中台風が多い時期に入りましたので、ここでは台風(強風)対策をご紹介します。

本社カーポート(非売品)
本社カーポート(非売品)

カーポート

両支持タイプのカーポートは強風の影響を受けにくいため、強風の影響を気にされる場合や強風が懸念される地域にお住いの方は両支持タイプ(両側に柱があるタイプ)のカーポートをご検討ください。ただし、片支持タイプや後方支持タイプの方がスタイリッシュ、車庫入れも楽というメリットもあります。
片支持タイプのカーポートでできる強風対策は下に車を止めておくことと補助柱(サポート柱)をつけることです。カーポートにとって一番注意すべきなのは下から吹き上げる風ですので、車は止めておく方がよいです。また補助柱をつけることによって屋根の揺れを抑制します。
サンエイの本社事業所(四日市市)にある後方支持カーポート(3台用)は、施工から5年(2015年3月に設置)経っておりますが、強風が懸念される日に補助柱をつけるようにしているため今でも健在です。
両支持タイプは強風の影響を受けにくいですが、下から吹き上げる風に弱いことは変わりないので車を止めておく方がよいです。

屋根材は「あえて飛ぶように作られている」

ここでまず注意していただきたいのは、カーポートの屋根に使用されているパネル部分(ポリカ)は強風にさらされると「あえて飛ぶように作られている」ということです。これは屋根が飛ぶほどの強風にさらされた時に被害を最小限にするための設計です。カーポートそのものが飛ばされたり、柱が折れて倒壊したりすることを防ぎます。そのため、屋根材が飛ぶことを防ぐために上からブルーシート等を掛ける、重しを置くなどの対策は逆効果になることもありますので注意してください。

門扉やフェンス

メッシュフェンスなど隙間が多いフェンスは強風の影響を受けにくいですが、ルーバータイプや目隠しタイプの隙間が少ないものは、メッシュフェンスに比べて強風に弱い傾向があります。強風が懸念される地域にお住いの方はメッシュタイプのフェンスをご検討ください。
強風対策としては門扉は締めてしっかりと施錠し、落とし棒での固定も忘れないようにしてください。門扉だけでなく、ガーデンルームやガレージなどの扉はすべて締めて鍵をしっかりとかけるようにしてください。

植木や鉢植え

海岸沿いの地域や風よけのために植えられる樹木、普段から剪定されきちんとメンテナンスされている樹木は倒れにくく折れにくいです。しかしまだ根付いていない場合や細い樹木は折れる可能性があるため、支柱を建てたりロープで固定する等の対策をとるとよいです。
鉢植えなど飛びやすいものは家の中にしまったり、大きな植木鉢はあらかじめ倒しておくか、できるだけ家に沿ってまとめて並べておくようにしましょう。屋内に入れられる植木鉢などは屋内に入れておくのも手です。ただし避難が必要になった場合のことを考え、移動で邪魔にならない場所に置いてください。

破損や不具合があった場合はご相談ください

台風の後はまずお庭の状況を確認してください。作業の際は何が飛んできているかわからない状態ですので、できるだけサンダルではなくスニーカーや長靴などで作業するようにしてください。
自然災害の場合は建物の保険が適用される場合がありますので、一度内容を確認してみてください。
強風だけではなくお庭・エクステリアのことで気になることがある、また強風によって破損してしまった、木が折れてしまった、花壇が崩れてしまったなど、エクステリアのことで何か不具合や不安なことがありましたら是非ご相談ください。

くらしの専門店レオーネ

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