雑草が発電を阻害する?太陽光発電所の除草は必要です!
日差しが強くて気温の高い雑草がすぐに生えてくる夏が終わり、雑草の生育が落ち着いた今こそ来年に向けた除草の時期です。太陽光パネルは基本は架台の上に設置されており地面からは浮いた状態のため、なぜ除草が必要なのかと疑問に思われる方が多いです。その理由を、雑草によって引き起こされる問題からご説明していきます。
除草作業
太陽光発電で除草が必要な理由
雑草の生い茂る発電所
太陽光発電所の雑草による被害は大きく分けて2つあります。いずれも太陽光発電事業を長期的に安定して行うためには解決しないといけない問題であり、これが除草が必要な理由になります。
設備機器の故障原因になる
雑草はパネルやパワコンなどの設備機器の故障原因になり得ます。
背丈が人間のように高くなる雑草がパネルを部分的に覆ってしまった場合、発電量が下がるだけでなく局所的に抵抗が大きくなり発熱、結果ホットスポットが発生する可能性があります。ホットスポットは最悪の場合発火し火災につながることもある危険な症状です。また雑草(特にツル性の雑草)がパワコンのファンの隙間から入り込んでファンを詰まらせたり、機器の故障を引き起こしたりすることも考えられます。
害獣の住処やゴミのたまり場になる
雑草が生い茂ると虫が湧きます。またその虫を食べるための害獣が集まりそのまま住処にしてしまうこともあります。太陽光発電所が設置されやすい郊外の場合は普段から野生動物も多く見られますので、蛇などの危険生物がすみ着く危険もあります。また雑草だらけの発電所は景観も悪く、投げ入れられたり飛んできたり、鳥が持ってきたゴミなどが落ちていても気づかず、いつの間にかゴミがたまり悪臭や景観の面で近隣とのトラブルにもなる可能性があります。
雑草はこまめに処理しましょう
雑草は抜いても抜いても生えてきます。どこからともなく飛んできた種が発芽しぐんぐん成長するのです。雑草だらけになってからだと気が重くなってしまったり、まだ大丈夫だと後回しにすると一気にあたりを覆いつくしてしまいますので、定期的に現地を確認し必要であれば刈り倒しや除草剤の散布で除草するとよいでしょう。
私たちは太陽光発電所の除草サービスも行っております。発電所のことでお困りのことがあればぜひお問い合わせください。
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